伊藤骨形態計測研究所


研究内容


 骨形態計測 _ マウス



◆骨芽細胞と破骨細胞(Osteoblast &Osteoclast)
(9 Ws.)

上段は形成を示す画像で、骨梁の両側に類骨層と骨芽細胞を認める。骨芽細胞はレンガ状に並んでいる。蛍光下、二重標識を認める。
下段は吸収を示す画像で、多数の破骨細胞が勢いよく骨を吸収している。



◆正常な破骨細胞と萎縮した破骨細胞 [Osteoclast]
吸収面に3つの破骨細胞が見られる。写真左上は通常見られる破骨細胞で、核は球状で大きい。中央と右側はこれと比較して細胞質、核ともに萎縮・濃染している。左上の吸収窩は深く凹凸があり、中央と右側の吸収窩は浅い。
反対側骨面は、自然光では厚い類骨層と骨芽細胞を認める。蛍光下では、カルセインとテトラサイクリンの二重標識を認める。蛍光下では自然光で見た破骨細胞の輪郭について再認識することができる。



◆萎縮した破骨細胞 [Osteoclast]
骨面に接して扁平な破骨細胞が見られる。
核数が多く、いずれの核も扁平・濃染し、横一列に並んでいる。
蛍光下、この吸収窩の左側は二重標識が途絶していることから、萎縮しても骨を吸収していることがわかる。



◆形態異常の破骨細胞 [Osteoclast]
スライド左側は、1つの破骨細胞の細胞質の中に、通常の核4つと1つの濃染した核が混在している。

スライド右側は、骨梁の先端に、萎縮した形態異常の破骨細胞が見られる。核は3つほどでいずれも小さく、輪郭が濃染しており中心部は抜けている。
蛍光下、二重標識が途絶していることから、形態異常を示していても吸収能力のあることがわかる。



◆成長軟骨幅 [Growth Plate Width (G.P.Wi)]
(8 Ws.)

マウス脛骨8週は成長軟骨が厚く、一次海綿骨が多い。
(13 Ws.)

13週となると、成長軟骨は極端に薄くなる。これは成長が終息を向かえた証拠である。 その直下では一次海綿骨は少なく、二次海綿骨が 多く認められる。



◆線維性骨と層板骨 [Woven & Lamellar]
(8 Ws.)

8週では成長軟骨直下は広範なwoven bone として認められる。
(13 Ws.)

13週では成長軟骨直下のwoven boneは少なく その下のlamellar boneが多く見られる。



◆骨標識の幅 [Longitudinal Growth Width (Lo.G.Wi)]
(8 Ws.)

蛍光では標識剤の投与により成長速度が測定できる。
(13 Ws.)

マウスは13週齢ですでに成長が終息している 為、成長速度が計測できないことが多い。1回目の TC、二回目のCLは殆ど同じ部位となる。するとCLは 初めのTCにかぶって、殆ど観察できない。この場合は 成長軟骨直下までの間隔を測る。写真では1回目と 2回目が重なり、一重として観察できる。
01-02-01-01の方がよかったと推察する。



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